BLOG|Le vent se lève, il faut tenter de vivre.
少し前になりますが9月、軽井沢高原文庫の特別展「詩人・建築家 立原道造」へ。
こんな時期なので行くかどうかギリギリまで迷っていました。でも6年ぶりの立原道造特別展!朝に思い立ってとんぼ返りで行ってきました。
こういった機会にしか見られない、パステル画、建築科時代のさまざまな課題、手製の詩集、美しい建築設計図、たくさんの手紙やネクタイなどの遺品。そこにあるという存在感に静かに感激する。色が失われていないのが凄い。じっくり堪能できました。
高原文庫の敷地内にある記念碑にはいつも葉っぱが落ちている。
軽井沢駅⇄高原文庫さん行きのバスは本数が少ない。でも歩けば一時間半ほどの距離なので散歩がてら駅まで歩く。とても気持ちがよくて元気いっぱいになった。
軽井沢は春か秋に行くことが多いせいか、肌寒い、深い霧、小雨の天候の場合が多い。今回も晴れてはいるけど曇が多い空で、ところにより深い霧の中を歩くこともありました。
ほとんどを森林の中の道を歩きます。湿原のような匂いと空き別荘のかすかなカビのにおいを嗅ぐたびに、今年も来れたんだなあと嬉しくなりました。
繁忙期を過ぎ、夏の面影を残しながら冬の気配を感じる、すこし物寂しいこの静かな雰囲気が大好きです。
またゆっくり行ける日を心待ちにしています。
お土産は「おぎのや 釜めし」。釜型のケースに入った漬物。茄子、きゅうり、梅干し、わさび漬け、山ごぼうのバラエティゆたたか。美味しいかわいい。
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